歯科会計ブログ

医療機器の購入相談

2022.12.20ブログ

医療機器を増設しようとして、会計事務所に相談するとあまりよい返事が返ってこないというお話をよく聞きます。

歯科会計の橋本会計の医療機器の購入の場合の考え方は以下の通りです。

歯科医院の医療機器の購入希望の状況を2ケースに分けて考えています。

第一は、患者数の増加等によりその状況を改善するための医療機器の増設。第二は、これから新たに始める診療のための医療機器の購入。

1.現状の診療体制を改善のための医療機器の増設場合

 患者数が増加して、ユニットを2台から3台に増設するような医療機器の増設するような場合です。このような状況は歯科会計の患者データ表からも読み取れますから先生から要望がなくても橋本会計の担当から提案する場合があります。

 よって、医療機器の増設については積極的にお勧めいたします。購入資金についての検討をして自己資金、借入によることが無理な場合ならリースによることもお勧めします。ポイントは早期の導入により現状の診療体制を改善することです。

2.新規の診療のための医療機器の購入の場合

 新たに、インプラント治療のためにCTを導入するような場合です。

 多くの場合は、多額の設備投資になりますからポイントは購入資金の工面と導入後の新規治療収入の状況と借入金等の返済との見込み状況の確認です。

 特に設備購入が借入、リースによる場合には、返済負担が現状の歯科経営に影響を与えますので慎重にならざるを得ません。

 よって、すぐの購入以外の方法がないかの検討をして新規の治療を開始して収入目途の確認をお願いしたり、返済金やリース料負担が現状の歯科経営のなかで十分にまかなえることの確認等をさせていただきご相談に回答させていただきます。

 いずれにしても医療機器の購入については、ご希望にそえるように対応を検討してアドバイスさせていただいております。